第23回[6月22日〜6月28日]

仕事や育児の合間に、これぞ隙間!ってときに書いてるもんだから、テキストもブツ切れで断片的で短くなっている。無駄な時間と無駄な語彙と無駄な文字数を信条とするこの日記らしくないぞどうした? なんて思いません。ここには秩序はありません。ただ続けるだけ。

6月22日(火)

ここ2日ほど夜あまり寝られず。それまで22時くらいには寝てたのだけど。子どもの覚醒時間が早まったのと完全にシンクロしている。
そのせいか体がだるい、今日もだるい。塊モードである。
ほぐして拡散させたいからマッサージでも受けたいのだが今日は忙しい。
朝、妻と子どもをむこうの実家に送り、そのまま出勤。眠れなかったダメージが重くのしかかり座ってるのもしんどい。職員も2名休みなので一日ヘルプに入らないといけない。
いまは束の間の隙間時間で、その間に役所に提出するための資料を一つ仕上げてメールした。そしていまは吐き出すようにこのテキストを書いている。休めばいいのになにしてんですかね。わかんねーですが。
そろそろこの隙間時間も終わるから戻らんといけんのだけど、結局なんの内容もないものになってしまった。しかし文字数はすこしだけ稼げた。あとで時間ある時にこれに塗り重ねればオッケー。
疲れてかけなくても、これ書いたからゼロではない。それだけで気楽。つってもなんのノルマもないから書けなきゃ書かないでいいんだけどさ。

6月24日(木)

昨日は一日中家にいたのだけど、ほとんど書けなかった。
やはり家だとダメだ。
気持ちの問題とかじゃなく、物理的な問題、あと関係性の問題、そういうので無理だ。
外に出るのも難しいので、これはもう耐えるしかないのである。ネガティブケイパビリティである。
わたしにとってはずっと家にいるというのは調子の悪い状態の時である。逆に言えば、家にいたら調子悪くなるのであります。これはもう何十年もこの肉体と共に生きてきたから把握しているのだけど、わたしは家というものに向いていない。
そもそも定住が向いていない。これまで何度引っ越しをしてきたか。
大学を卒業してから10年ほど経つけど、もう8軒の住居を契約している。冷静に見ると異常であるが、引っ越しを決める際にはそうする以外ないと思っているのである。
これはたぶんいまならわかるけどそんときは躁状態なんだと思います。旅行に行く感覚で引っ越しをしていたわけです。
そうやって何度も新しい家に引っ越すくせに、全然家にいないのです。基本外に出たい人間なわけです。完全にムズンしている、完全にドーカシテイル。

昨日書こうとしたがはじめのほうでいろいろあって止まっちゃったので、ここに移植して続きを書く。
昨日は起きた時から頭痛ヤバしで、身体もダルしで、要は体調悪しなのですが、天気も悪しでいろいろヤニナッチャウ。
この日記、友人たちには、こんなにプライベートとか感情を曝け出してて大丈夫か?と言われたりするんだけど、全然出せてないことたくさんあるのです。
出したくても出せないこと、プライベートでも仕事のことでもいっぱいあって、慢性的な便秘みたいになっている。うんこも情報も溜め込んで外に出す仕方がわからなくなっている。
わかっているけど出せなくなっている。そういうことばっかりで鬱屈していく。そのためにこういうテキストを書いているのだけど、結局ここに書けないというのがじゃあ意味ないじゃんみたいなことにもなってしまう。
そういうときこそDIYとかそういう創作がいいのだけど、なかなか時間も取れないので困っちゃうのです。
てか昨日の続きを書くってからにいま書いてみたけど、昨日何書こうとしてたかなんて覚えてるはずもないし、覚えてたとしてもその通りにはどうせ書かなかったはずなので、じゃあわたしはいまこれ何を書いているのですか? こうやってドツボにハマって文字数だけ増やすという小手先の手段をこれまで何度使ってきたかわからないけど、こればっかりだと何にも芸がないので新たな秘技を見出したい。
どうしたら文字数を稼げるのか。中身もあった文字数もあるというのがやはり理想なのです。

先ほど知り合いのプロデューサーから急に電話があり、デカい仕事について話があった。とある企画について、その方がわたしを推薦してくれていたのだという。ホンチャンのプロデューサーから後程連絡が来る予定なのだが、どうしよう。。。ビビっている。

3時間ほど待っても連絡がない。今日はもう来ないのか? それともそのまま立ち消え?
どちらにせよノミのピコ並のわたしの心臓が落ち着かないのではやいとこどうなるかわかりたい。
図らずもプチ売れを体感しかけてビビっているわたしだけど、俺なんかがと俺まじ才能あるとが闘って圧倒的に俺なんかがが勝つんだけど、でもこの仕事やることなったら嬉しいな。
いよいよ県外でも演劇活動をすることになる。ウヒョヒョ。
んでもって、明日は別件の、以前から動いている企画のミーティングがある。作品はまだまだ泳がせている途中で、どこにいくのかわたしもプロデューサーも全然わかっていないというのが面白い(けど大丈夫か?)

6月25日(金)

どこもかしこも渋滞だ。
渦の真ん中で身動き取れないやつみたいになったので引き返して家に戻ってきた。
そしてトイレへ。便論としては記さなければならない。
昨日は眠れず、結局朝方までプロットを考えたりしていた。でもこの作品が面白いのかはあんまりわからん。どうなんだろ。
セリフ勝負って感じもするけど。とりあえずラフを書きはじめてみようかな。そのほうが感覚掴めそうだ。
キャラインタビューとどっちが先かな。インタビューっぽいな。今日はそれをやろう。
今回は一人分だけで良さそう。でもユタの師匠のインタビューもやったほうがいいかもしれないな。

頭も働かないしやる気も出ないので、食器を洗って洗濯物を畳んだ。ただこれだけで活動モードに入るから不思議だ。
やはり作業しなきゃスイッチ入らんす。その作業を止められたときは呼吸を止められるのの次に苦しいやね。
多動な躁鬱人をどうか野に放っておくれ。
お腹すいたから飯をちゃちゃっと食べてそろそろ出かけることにする。家から脱出せねば何もすることができぬ。

もう革命しかないもんね、という本を買った。今から読むのが楽しみである。
なんとなくだけど『工夫の連続』とか『自分の薬をつくる』とかと同じ匂いがするぞ、って思ってたら、多分編集者が同じ人っぽい。
『急に具合が悪くなる』とか『見えないスポーツ図鑑』とかの人。多分、江坂さんて方。医学書院の白石さん然り、編集者で本を選ぶってのもおもしろいすね。

アトリエのトイレを工事したいと思った。ちょっともう限界す。
金はかかるかもしれんけども、必要やね。皆が快適に使えるような場所にしたい。
ここでいろんな価値が生まれるような、そんな感じの場所にしたい。そのためにはトイレは大事す。
男女共用にはなるけど、それは仕方ないよね、だって一箇所しかないんだもん。

そろそろアトリエの活用についてもうちょっとちゃんと考えんといけんね。
果たしてわたしはここをどうしたいのだろう。イベントとかで使えるだろうけど、そんな頻繁に打てるわけでもないし。
物理的に肉体が足りないというか、いろいろやりたくても時間が足りない。自分が今後どうなりたいのかもよくわからない。
どういうふうに生きていくべきかもわからない。こんなことを書いていると少し泣きそうになってきた。

とはいえ、今焦ってもどうにもならん。なるようにしかならん。
金がなくなったら解約して働こう。それでええじゃないか。
能天気にならんとやってられんのがこの世の中である。
今日は新作のログラインを整理できたし、スクリプトの草稿も書きはじめた。
こうやって地道に着実に「つくる」を実践できているわけで、大事なのはアトリエが利益を生み出しているかどうかよりもわたしが作品を生み出しているかどうかなわけで、これからも作り続けてそれをマネタイズできるようにしたらいい。
それはそうとまだ昨日の件で電話がかかってこない。
これは、もう来ないやつか? 昨日で来るって言われてて翌日まで音沙汰なしってことは、これはもう流れたものと思ったほうがいいのか? メンタルが弄ばれて困っちゃう。

6月26日(土)

朝からプロットを仕上げたのでなんだか気分がいい。
一仕事終えた感がある。ご褒美というわけではないが、喫茶店でモーニング。
わたしはタバコを吸えないが、こういうときの一服って気持ちいいんだろうなあと夢想する。
今更だけどタバコ始めてみようか。合法だ。
昔チョコ泥棒で、キクヤマの作った『タバコはじめました。』という作品が面白かった。演劇というよりコントだけど、あれもう一回やりたいな。
台本が、セリフというより箇条書きでしか書かれてなくて、稽古しながら肉付けしていくみたいな感じで作ったんだけど、今振り返ってみたらあれは贅沢な時間だったな。
いまはもうああいうふうな時間の使い方はできないな。やりたいけど物理的に無理。みんな、大人になったんだなぁ。

6月28日(月)

スクリプトを書きはじめている。すでに半分くらいまできている。
今朝も6時30分から執筆を開始し2時間ほど。朝から働き者の拓也くん。
意外とワーカホリックで現代社会の申し子的なところもある。いやだけど。
俺は田舎に引きこもって読書とかだけして生きていきたいんだよ。でも今は無理。革命の準備だけひそひそとはじめてみよう。

今日のやること。請け負っているデザイン業務が一つ。それは午後にやろう。保育園の事務も溜まっている(いつものことだけど)。それも午後できる分だけ消化する。あとはやはりスクリプトを進める。

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