第49回[3月31日〜4月5日]

2024年3月31日

朝の便で東京に入り、昼過ぎからライカムのミーティング、終わって夕方からはFMシアターの本読み。明日収録して、終わったらそのまま最終の便で沖縄へ。あっという間だ。俳優さんに読んでもらうのは、やはりとても緊張する。どうなるだろうか、本当に面白くなるだろうか、とギリギリまで不安になってしまうのだが、たいていの場合は読んでもらったら安心する。ちゃんと面白いから。

考えたら今日で今年度が終わり。保育園も閉めたので、4月からは作家業がメインになる。
はあ、どうしよう、、専業作家になってまう、、、仕事しなきゃならぬ、、、、ああ、、、、、

保育とか福祉の仕事は、基本的には目の前の人のために仕事をしてるというのがはっきりとあるのだが、脚本を書くというのはいろいろ想像する相手が多くてなかなか難しいなと思う。
坂元裕二さんとかは、特定の誰か一人に向けて書いているとかインタビューで言ってたけど、その境地はまだ私には理解が及ばない。観客とか視聴者とかを想定するし、俳優や演出家のことも考えちゃう。もちろん他のプランナーや技術の人のことも。
もちろん、こんな人にこの話を観てほしい、聴いてほしい、というのはあるけど、結局プライオリティをどこに置くのかはまだはっきりしない。別にそれが必須ということではないのかもしれないが。

まあそのことを突き詰める前に仕事はぼちぼち入ってくるので、それに応えることがまずは優先か。つまりプロデュース側が求めることに応える。でもたぶんその「求めること」は、プロデュース側の想定を超えてくることなのだと思う。たぶん兼島ならこういう話を書けるだろうという想定があって、でもそのうえで考えてもないものを出してきてくれるだろう、という期待があるのだと思う。その期待には応えたいとはもちろん思うが、でももうそれはわかりません。できることをやります。書けることを書きます。

4月2日

昨日の夜に東京から戻ってきた。FMシアターの収録、無事に終わりました。出演者の皆さんがとても素敵に心地よく演じてくれて、きっといい作品になるなと思えた、素晴らしい時間でした。

事務所のスタッフさん用のお土産として「うめふぁー」を買っていったのだが、どうやら好評だったらしい。
前回は「小亀煎餅」でそれも好評だったので、次回はプラスで「天使の羽」とかでもいいかもしれぬ。

さて、沖縄に戻り新年度がスタート。
もう保育園の仕事もないし、切り替えて作家としてスタート!みたいな感じにしたいと思いつつ、結局ぬるっと始まってしまう。まあでもあまり張り切りすぎてもガス欠起こす可能性大、というより絶対そうなるので、ゆっくりやります。
それよりもアトリエの引越しのために片付けしなきゃ。
本を箱に詰めて運んだりしてたら腰が怪しくなってきた。今週中で荷物をあらかた運び出さなければならないんだが、ちょっとこれは大丈夫か?

息子のお迎えのため作業を中断。
途中コンビニのトイレで用を足したのだが、手洗い用の蛇口のセンサーがバグってるのかそういう設定なのかわからないが、1秒もたたないうちに水が止まる。センサーが反応するように手をバタバタ動かしたら再び水が出るのだが、やはり1秒たたずに止まる。それの繰り返し。しかも水量が少ない。だいぶ少ない。ハンドソープを洗い流すのに1分近くを要してしまう。
カッとなって甘い炭酸飲料を買ってしまった。お茶を買うつもりだったのに。悔しい。非常に悔しい。

息子用に買ってあった沖縄そばを夕食に。彼は沖縄そばが好きすぎて大人ひとり分くらいなら余裕でたいらげてしまう。なんなら1.5人前くらい食べる。今日もだいぶ食べてた。
「父ちゃんに一口ちょうだい」と言ったら、無言のまま満面の笑みだけを返され、その圧に負けて私は一口も食べられなかった。

風呂まで済ませたところで妻が帰宅したので、バトンタッチして引越し作業を再開しようと外に出たのだが、腰の不安があるため、一旦モスバーガーへ。
夕食はコンビニコーヒーなどで済ませてしまおうと思ってたのだが、spotifyでアトロクのネオ日本食特集を聴いてしまったせいで、ライスバーガーが猛烈に食べたくなってしまった。悔しい。悔しいほど美味い。

4月3日

朝から台湾での地震による津波の影響で、てんやわんやでした。本を大量に積んだ箱を運んでたらアラートが鳴ったので、それ下ろして急いで息子のお迎えに。途中でコンビニ寄ってさっと食料を確保して高速に乗ろうとしたらまさかの通行止め。一般道がまだ渋滞する前だったからなんとか10時頃には迎えれたけど、もう少し始動遅かったら大変なことになってたな。
車社会のリスクっていうのが如実に出ましたね。今のところ県内には大きな被害は出ていないようで安心だけど、台湾は大変そうだ。マジでいつ災害くるかわかんないから気をつけないと。

息子はけたたましいアラート音にも特に怯むこともなく(ルンバとか配膳ロボットにはすげービビるのに)、迎えた時もニコニコで、保育園にいたのも実質1時間半くらいだし帰ってきて外遊びもできずにずっと室内だったから、体力が有り余っていて全然昼寝をしなくて困った。

4月4日

赤道のアトリエを引っ越さないといけないので、両親に頼んで朝から荷物を運ぶ。疲れたよ。なんかいろんな人の備品の一時的な置き場所になってしまって、それが常態化してしまっている。果たして終わるだろうか。

それにしても不動産仲介会社からの連絡がないんだが。借りるときからそうだったけど、結局最後までこんなふうな仕事の仕方(全然仕事しないということ)なのか、と呆れてしまう。これでよく会社続くよなぁ、、、マジでわけわからん。
もう2度とここでは契約しない。どんなにいい物件でも、こことは取引したくない。

4月5日

ちょっと前のことだが、私がチャーハンを作っているとき、息子がそばにやってきて、フライパンを振っているリズムに合わせて体を縦に揺らしていたのが非常にかわいかった。
今朝チャーハンを作りながらそれを思い出してずっとにやけていた。まだ当の本人は寝ていたのだが。

あと、この前、息子が1歳くらいの頃に使っていたスプーンとフォークをもう使わないから処分しようと燃えないゴミ用の小さいボックスに入れていたのだが、いつのまにか引き出しに戻されていることがあった。
てっきり妻の仕業だと思って(ヤツは頻繁にそういうことをする!!かわいいから、とか言ってものを買い込んだりして結局使わずでも捨てもせず、収納スペースだけ無駄に奪われていくということが多いのだ!!!!)、再度そのスプーンとフォークを引き出しからボックスに移した。舌打ちをしながら。

そしたら先日朝食を作ってたら、息子がトコトコやってきてキッチンをフラフラしてたのだが、ボックスの中のスプーンとフォークを見つけて、それを取り出して引き出しの中に戻したのである。
息子よ、お前だったのか、、、、。なんて可愛い。可愛すぎる。可愛すぎたので捨てるの一旦躊躇している。

今日の午後にエアコンの取り外し工事がある。本当は昨日のうちに業者から作業時間についての連絡が来るはずだったのだが、来なくて、そしたら今朝8時20分くらいに知らない番号から着信が。すぐに折り返しても繋がらず、そしたらその窓口の会社から連絡があり、この後8時30分から作業をしたいけど大丈夫かとの連絡。いや無理です、ていうか業者から連絡なかったのに。そしたら業者からその会社には、昨日私に連絡をしたが繋がらなかったとの報告があったと。いやいや、つい2分前にしか連絡来てませんけど。マジでこういうところな、、、ちゃんとしてくれよ本当によ。ちゃんと作業してくれるんならいいけどさ。

息子をちょっと早めに迎えてコメダへ。息子はトーストを焼かないで食べるのがお気に入り(それはもはやトーストではなく生の食パンであるが)。
私はかき氷のレモン味(新発売!)を満を持して、なんなら練乳もトッピングして注文!早速食す!結果残しました。美味しいんだけど、甘い。重い。レモン味と練乳の組み合わせは、お互いの弱点を引き出してしまうような気がしてしまった(個人の感想です)。

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